Parrot、エンタープライズ向け新ドローンANAFI USA発表
Parrotの次世代ドローンは、32倍ズーム、赤外線サーマルカメラ、頑丈な機体、高度なデータセキュリティを盛り込んだ産業向けANAFI USAだ。
かつて、3DR、DJIと御三家と言われたヨーロッパを代表するParrotは、エンタープライズクラスのデータセキュリティと、近年のコンシューマー向けドローンの普及を牽引してきた使いやすい機能を組み合わせたユニークなドローン「ANAFI USA」を発表した。
その名前の通りMade in USAだ。Parrotの北米での成長は著しく、米陸軍用短距離偵察ドローン試作など北米での活動も活発だ。
ANAFI USAは、消防士、捜索救助隊、セキュリティ機関、測量や検査の専門家の要求を満たすために準備されたドローンといえる。3軸ジンバルに業界初の32倍ズーム、4K HDRビデオ、FRIRの赤外線サーマルイメージング機能を搭載したANAFI USAは、超携帯性、安全性、耐久性に優れた空撮カメラプラットフォームだ。
米国で製造されたANAFI USAは、米陸軍向けに設計されたParrot社の近距離偵察(SRR)ドローンと同様に、ハイエンドのセキュリティ、耐久性、画像処理能力を備えている。ANAFI USAのデータ暗号化とプライバシー機能は、欧州連合の一般データ保護規則(GDPR)に準拠しており、機密性の高いミッションにもクラス最高のプライバシーとセキュリティを提供することが可能だ。
https://www.drone.jp/news/20200701111533.html