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NEDO、20年度に政府調達視野にドローン基盤技術開発

標準とフライトコントローラーの標準基盤設計・開発

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ドローン基盤技術の開発に向けて、政府による調達を想定したドローンの標準機体設計・開発、さらにはフライトコントローラー標準基盤の設計・開発に乗り出す。NEDOは2020年度末にも事業を完了する方針で、総額16億800万円の事業規模になるとして、一般勘定に新規で計上する。
ドローンは空撮、測量、インフラ点検、農薬散布など、多方面の産業に進出している。これにより、これまでは人手で行われていた様々な作業がドローンに置き換わり、作業の安全性・効率性に寄与している。少子高齢化による人手不足も相まって、ドローンの社会進出は急速に進みつつある様相だ。
そうしたなかNEDOとしては、災害対応、インフラ点検、監視・捜索などの政府調達をはじめとする分野におけるドローンの利活用拡大を図るべく、ドローンの標準機体設計・開発やフライトコントローラーの標準基盤設計・開発を行う方針だ。主要部品の高性能化やドローン機体などの量産化に向けた取り組みを支援し、国内のドローン産業の競争力を強化すると共に、関連するビジネスエコシステムを醸成することを目指す。
NEDOはこれまでも様々な観点でドローンに関連する技術の開発を進めてきたが、2020年度は政府調達向けを想定して、高い飛行性能・操縦性、セキュリティを実現するドローンの標準機体設計・開発とフライトコントローラー標準基盤設計・開発に取り組む方針だ。事業者を公募して助成し、開発を加速する。

詳細は以下のURLから

http://www.jwing.net/news/21505

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