海中のマイクロプラスチックを回収&出処を地図化する水中ドローン
謎の多いマイクロプラスチックの出処を探るぞ!
ペットボトルの水の93%に含まれていることが判明し、世界8カ国の8人の人糞からも検出されたというマイクロプラスチック。
現在、非営利の研究開発組織DRAPERが、海中に漂うマイクロプラスチックを回収する、水中ドローンを開発していると、designboomが伝えています。
回収場所からヒートマップを作成
「リアルタイム・マイクロプラスチック・センシング・システム」を搭載した、この自律型水中ドローンは、マサチューセッツ州の非営利のエンジニアリング・イノベーション企業DRAPERと、デザイン事務所SPROUT STUDIOSによって共同開発されています。
いわく、このドローンはただ内蔵濾過器で海水をキレイにするだけではないそうな。実は回収したマイクロプラスチックがどこからやって来たのかを調べ、そのうえで水質汚染の防止に役立てようという目的を持っています。
マイクロプラスチックが漂っているのは、大体が水深9mの位置とのことで、ドローンはその周辺をスキャンして回収し、GPS座標を地図に記録します。また有名なロボット掃除機よろしく、風力発電をするブイが充電ステーションとなるので、一度設置したらしばらく放置しても大丈夫です。
詳細は以下のURLからチェック↓↓
https://www.gizmodo.jp/2020/02/microplastic-sensing-drone.html