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KDDIスマートドローン 安全教育を強化

KDDIスマートドローン
安全教育を強化 ― 国家資格コースに「事故防止プログラム」を無償追加

専用保険も新設し、安全運航体制を後押し

2025年9月22日、KDDIスマートドローンは、あいおいニッセイ同和損害保険と共同で開発した「事故防止プログラム」を発表しました。
本プログラムは、同社が運営する「国家資格取得コース」を受講する法人・自治体向けに、追加費用なしで提供されます。

さらに、修了者を対象とした専用のドローン保険も同時にスタートし、9月12日より受付を開始しています。

 

新設された事故防止プログラムの特徴

受講時間は約60分。
最終日のカリキュラムまたはオンラインセミナー形式で実施され、以下の内容が含まれます。

・事故事例の紹介
あいおいニッセイ同和損保が蓄積してきた事故データをもとに、発生パターン別の事例を提示。

・危険予知演習
「基本飛行」や「目視外飛行」を題材に、潜在リスクを見抜く訓練を行います。

・防止のポイント解説
KDDIスマートドローンの運航主任者が、現場で役立つ安全運航のコツを解説。

▼案内資料▼
https://kddi.smartdrone.co.jp/academy/qual-safety-program/

受講者専用の保険制度

新たに用意されたのは、「ドローン総合補償プラン」をベースとした特別プラン。

・対象:事業利用を行う法人・自治体

・加入条件:所属する操縦者の7割以上がプログラムを受講していること

・補償内容:機体損害や賠償責任をカバー

・保険料割引:通常より10%引き

▼案内資料▼
https://www.au-sonpo.co.jp/pc/ksd/drone_insurance.pdf(au損保)

申し込みの取り扱いは、KDDIスマートドローンではなく、代理店であるau損害保険が担当します。

 

業界全体に広がる効果

今回の取り組みは、資格取得と安全教育を一体化し、さらに保険サービスまで結びつけた点に特徴があります。
単なる「知識習得」にとどまらず、実務でのリスク回避と補償体制を同時に整えることで、企業や自治体が安心してドローンを活用できる環境を整備しました。

KDDIスマートドローンは、今後も蓄積された事故データの活用と安全啓発を通じて、「事故ゼロ社会」の実現を目指していくとしています。

▼参考記事▼
https://drone-journal.impress.co.jp/docs/news/1187731.html

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