消防用ドローン「Cesur-Ⅲ」 国内初の放水デモを一般公開

2025年8月30日、兵庫県立広域防災センターで開催された「第53回全国消防救助技術大会」にて、
エクセディグループの株式会社WorldLink&Companyが推進する消防用ドローン「Cesur-Ⅲ(シーザー3)」が、日本初となる放水デモンストレーションを実施しました。
デモのハイライト
・会場内の「瓦礫訓練施設」で、10時から15時までの計4回にわたり放水を実演。
・最大80mの高さから安定した放水を披露。
機体スペック(詳細)
「Cesur-Ⅲ」はトルコの Baibars Mechatronics Aviation Industry Joint Stock Company が開発。日本国内での導入はSkyLink Japanが担っています。
・寸法:
全幅(展開時):3,023mm
全高:2,733mm
奥行き:800mm
アーム&プロペラ展開状態での最大サイズ
・重量:
・機体重量(バッテリー除く):35kg
・最大離陸重量:115kg
・性能:
・最高飛行高度:100m
・最大耐風性能:12m/s(風速約43km/h相当)
・最大吐出圧力:25バール(2.5MPa)
・放水高度:最大80m(25mmホース使用時)
・放水距離:最大50m(ポンプ圧による)
・放水時間:約15分(バッテリー2本使用時)
・装備:
ノズル:管そう、フォグノズル、泡ノズル対応
ホース径:標準25mm(アダプターで40mm~65mmに対応)
ホース:フレキシブルタイプ
今後の展望
エクセディとSkyLink Japanは、現場の声を反映させながら、国内での本格導入に向けた検証を続 けていく予定です。
特に山間部や都市部の高層火災への対応を念頭に置き、さらなる改良と実証を重ねるとしています。
▼引用記事▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000141550.html