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フランス パリ ドローン運用レポート

DPCAの上田が先日撮影案件でパリに行き
現地でドローン空撮にも関わってきました。

今回一部ですがフランスのドローン運用事情含め
レポートしたいと思います。

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今回の撮影地は首都パリの象徴的な名所エッフェル塔。

フランスのドローン飛行は以下3つの目的に分類されています。
A:ホビーと競技目的
B:実験とテスト目的
C:特定目的飛行(商業目的など)

ちなみにカテゴリーAの飛行目的は、飛行エリアや飛行ルールに従って飛行する限り、当局からの飛行許可の取得は不要です。

詳細な飛行ルールは日本とよく似ています。
・地上から高度150mまでの高度で飛行すること。
※飛行エリアによってさらに低域に制限されています。
・視界の範囲内で飛行すること。
・日中に限り飛行を行うこと。夜間飛行は別途許可が必要。
・都市部や人混み周辺での飛行は禁止。
・空港周辺での飛行は禁止。大きな空港の場合、中心から10km以内は飛行禁止。

これら飛行ルールに従わない飛行や、飛行禁止エリアでの飛行は、罰則が生じます。
(最大6カ月の禁固刑、罰金は約185万円とかなり高いみたいです^^; )

エッフェル塔は普段飛行禁止エリアでしたが
許可を取得し、最大高度50mの中で
現地の専門業者に依頼しての運用でした。

使用機体はDJI社 Inspire2
レンズは30mm,50mm,90mmの3種類。

今回印象深かったのはその運用体制です。
特に安全運用には最新の注意を払い
明確な立入り禁止区画の設置や
Inspire2には格納式パラシュートが装着されていました。

今回のように海外の運用現場をみると、運用ルールや体制、機体の扱い方など参考になることが多かったです。

またDJIドローンが地域問わずグローバルに活用されていることを実際に感じることができ有意義な体験でした。

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