ドローンで中継 映像を長距離通信 白馬で実験 送受信成功
総務省信越総合通信局(長野市)などは9日、災害現場の映像などを長距離で無線通信できる「公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)」を上空でも使えるようにする全国初の実証実験を北安曇郡白馬村で実施した。山間地では山に隔てられ電波が届きにくいため、小型無人機ドローンを使って上空で中継。山を挟んで5・5キロ離れた村内の公園と村役場の間で映像や音声が送受信できることを確認した。
災害で孤立した集落や山岳遭難現場の映像を送受信できるようにする狙い。公共BBは陸上や海上で運用されているが、他の無線システムに干渉する可能性などから、上空での利用は認めていない。同通信局や有識者らでつくる調査検討会は本年度、制度改正に向けて実験を進めている。
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