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テラドローン、新Webサイト「Terra Clip Estimator」を公開

ドローン測量の概算見積を即時算出、価格の透明化と現場効率化へ

テラドローン株式会社(代表取締役:徳重 徹)は、ドローン測量と解析・図面作成サービスの概算見積を即時に算出できる新しいWebサイト「Terra Clip Estimator」を公開しました。
ユーザー登録不要で利用でき、必要条件を入力するだけで正式見積と±20%精度の概算金額を即座に確認できます。

背景:深刻化するインフラ課題と人手不足

日本の道路・橋梁・トンネル・港湾などは高度経済成長期に整備されたものが多く、50年以上を経て老朽化が進んでいます。
加えて、自然災害の激甚化により効率的な維持管理の必要性は高まる一方で、建設業界は人手不足と技能継承の断絶リスクに直面しています。

国土交通省は2016年に「i-Construction」を掲げ、2024年には「i-Construction 2.0」として2040年度までに建設現場の自動化・省人化を進める方針を示しています。
テラドローンは、こうした動きに対応するかたちで本サービスを開発しました。

サービス概要:「Terra Clip Estimator」

特徴① 即時性
必要条件を入力するだけで、その場で正式見積もりと比較し±20%制度の概算金額を算出。

特徴② 信頼性

国土交通省が公開する積算基準と、自社が年間200件以上対応してきた実績に基づき算出。
赤外線レーザ、グリーンレーザ、解析・図面作成に対応し、公共案件でも活用される国土地理院データを採用。
必要な成果物の判断に不安がある場合でも、業務目的を選択するだけで最適な成果物と手法が提案され、妥当性のある概算見積を取得できます。

特徴③ 利便性

ユーザー登録なしで利用可能。
メールアドレスを入力すれば、概算見積書やKMLデータを入手でき、正式見積への移行もスムーズ。

今後の展望
テラドローンは今後「Terra Clip Estimator」に以下の機能を追加予定としている。

・詳細見積の自動作成

・案件確定後の計測日程調整機能

・写真点群測量や他の3D計測手法への対応

これにより、測量プロセス全体の効率化と価格透明性の向上を図り、発注者・受注者双方にとって信頼性の高い仕組みを提供することを目指す。

会社概要
テラドローンは「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」をミッションに掲げ、
ドローン開発や測量・点検・農業・運航管理などで累計3,000件以上の実績を持つ。
世界10カ国でUTM(運航管理システム)の導入実績も有し、2024年にはDrone Industry Insights社のランキングで世界1位を獲得しました。
さらに「日本スタートアップ大賞2025」では国土交通大臣賞を受賞しています。

公式サイト:https://clip-estimator.terra-drone.net/

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