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セルラードローンによる物流ドローンのレベル3自律飛行に成功

株式会社自律制御システム研究所(以下、ACSL)は、

モバイルネットワーク経由での自律飛行に対応したドローン(以下、セルラードローン)を開発し、

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)ならびに日本郵便株式会社(以下、日本郵便)と、

レベル3(補助者無しでの長距離目視外)環境でのLTEを活用したドローンの自律飛行の実証実験

(注1)に2019年3月11日(月)注2)に成功致しました。

本検証ではドコモが開発したセルラードローンの送信電力最適化機能を適用しており、

今後のセルラードローンの利用拡大を見据えた取組みとなります。

ドローンを活用した長距離に渡る物資搬送や上空からの映像・データ伝送等のニーズの高まりにより、

今後、より長距離・広範囲にドローンが飛行でき、かつ高速で遅延の少ないデータ通信が行える通信環境の整備が重要になってきます。

この課題に対し、ACSLは、レベル3環境での自律飛行に対応したセルラードローンを開発しました。

LTE通信を活用し、広範な空域でテレメトリ情報・映像の通信が可能となり、また従来の通信機器分の重量を荷物増量・飛行距離拡大に割くことが可能になります。

また、本機体はドコモが開発したセルラードローンの送信電力最適化機能に対応しています。

ドコモならびに日本郵便の協力のもと、小高郵便局(福島県南相馬市)~浪江郵便局(福島県双葉郡浪江町)間において

飛行しているドローンによる郵便局間輸送業務において、本機体を用いたLTEネットワークを活用したドローンの性能検証(注1)を

2019年3月11日(月)(注2)に成功致しました。検証の結果、約9kmもの長距離にわたりドローンのレベル3運用に必要な映像や

各種信号が、LTEネットワーク経由で安定して伝送できることが確認されました。

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