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【活動報告】RUSEA全体ミーティング開催 ドローン相撲の取り組みと今後の展望

2025年7月10日、DPCAの関係団体である RUSEA(一般社団法人 地域再生・ドローン利活用推進協会)の全体ミーティングが開催されました。

今回のテーマは「RUSEAが推進するドローン競技の取り組み」、特に注目されている「ドローン相撲」に焦点を当て、実施実績と今後の展望が共有されました。

司会は 広島第3支部・後藤達哉氏。
冒頭、副代表理事の山内真より開会の挨拶があり、暑い時期のスクール運営や集客課題に触れつつ、愛媛松山での「ドローン相撲」の実施例が紹介されました。

ドローン相撲とは?
ドローン相撲は、2m四方・高さ180cmの立方体フィールド内で2機のドローンを操縦し、
相手をネットに当てる・着陸させるなどの方法で勝敗を競う競技です。
3本勝負のポイント制を採用しており、「序の口〜横綱」までの番付制度があるのも特徴です。

■RUSEAがドローン相撲を推進する理由

DPCA代表理事・上田からは、ドローン競技推進の背景として以下の3つの目的が共有されました
・空の安全と秩序の維持
・ドローンの正しい理解の普及
・ライセンス取得後の実践・成長機会の創出
加えて、
「人材育成・つながりづくり・文化の構築」 という社会的な土台を築くことも、ドローン相撲の大きな意義とされています。
ドローン人口の拡大や、若年層・未経験者の関心喚起、受講後の“受け皿づくり”としても期待されています。

■地域での実施実績

【愛媛松山支部:松下氏】
愛媛で4回、徳島で2回の開催 延べ約90名が参加
ドローン相撲をきっかけに、民間ライセンス取得や一等講習の受講に繋がった事例を報告されました。
【徳島支部:原田氏】
資格保有者と未経験者が交流する貴重な場に
子どもたちの興味を刺激し、親子での参加も増加
空き時間の会話から仕事紹介へ繋がった事例も紹介されました。

■ドローン競技協会の設立計画と大会開催

RUSEAでは、今後「ドローン相撲を中心とした競技協会」の設立を計画。
その第一歩として、2025年8月2日に「京都場所(ドローン相撲大会)」が初開催されます。
運営費用の概要:
初期費用:5万円(ルールガイド、番付表、土俵セット等含む)
個人登録料:2,500円(大会出場権+フォローアップ会参加権)
将来的には、
地域大会 → 全国大会 → 世界大会 へとスケールアップを目指す構想も発表されました。

■ブレイクアウトルームでの意見交換

参加者は5つのグループに分かれ、ドローン相撲のさらなる展開について意見交換を実施。
以下のような提案・課題が共有されました
・教育機関での予算確保の難しさと連携提案
・講習会の空き時間を活用した体験会の導入
・団体戦・カードバトル方式などゲーム性の追加
・MC(実況)やマイクパフォーマンスによるイベント性の強化
・防災訓練との連携や行政との協働

■各グループからの発表
・会場確保や機材準備の課題
・イオンモールなど商業施設でのPR効果
・子ども向けイベントとしての発展性
・就労支援・地域産業とのつながり
・ドローン理解促進ツールとしての価値

■今後のアクションと展望

今回の全体ミーティングを通じて、ドローン相撲が教育・集客・資格支援・地域交流といった多面的な価値を持つ取り組みであることが再確認されました。
RUSEAは今後も、ドローンを「学び・競い・楽しむ」文化として定着させるべく、地域と人をつなぐ活動を推進していきます。

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