軍事ドローンの基礎知識
無人機(無人航空機)はドローンやUAVとも呼ばれますが、実は非常に範囲が広い概念です。例えば無人機の対義語は有人機ですが、動力の付いた有人機はウルトラライトプレーン(数百kg)やセスナ機(1トン)のような小さなものからジャンボジェット機(400トン)のような大きなものまで幅広くあります。同じように無人機も市販ドローン(数kg)からグローバルホーク(12トン)のような大型機まで幅広くあるのです。
また大きさだけでなく飛行制御方法が何種類もあり、それぞれできることも大きく違ってきます。これらを混同して考えると間違った理解になってしまうので、この記事では基本的な違いを説明してきたいと思います。
- 遠隔操作型ドローン(LOS通信)
- 遠隔操作型ドローン(衛星通信)
- プログラム飛行型ドローン
- 徘徊型ドローン
- ドローン迎撃ドローン
- 自律戦闘型ドローン
ドローンを飛行制御方法で大雑把に分けるとこの6種類となるでしょう。機体搭載カメラの映像を見て操作する遠隔操作型と操縦者が存在せず飛行する自力飛行型の2グループに大きく分けることもできますが、自力飛行型はプログラム飛行型と自律戦闘型では技術的に全く別物と言ってよく、きちんと分けて考えた方が理解も深まります。
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